サラリーマンをされている方で副業に興味を持たれている方も多いのではないでしょうか?政府は「働き方改革」として事実上の副業解禁を推し進め、2018年は「副業元年」とされてます。
大手企業でも副業を認める企業が増えるなど、 確実に副業解禁の流れはきてます。
本記事ではサラリーマンにおすすめな副業についてまとめてみました。これから副業にチャレンジする方の参考になれば嬉しいです。
この記事を書いている私も一年ほど前から副業でカメラ転売に取り組んでおり、今では月に25万円ほどの収入を得ることができています。
これからは確実にサラリーマンが副業で複数の収入源を持つのが当たり前の時代になると思います。
この流れをチャンスと捉え、自分で稼ぐ力を手に入れましょう!
もくじ
サラリーマンにおすすめの副業10選
なぜ今、副業に取り組むべきなのか
結論から言いますと、これからの時代サラリーマンは副業をやるべきだと思います。なぜなら、副業をして収入を増やしていかないと貧乏になるからです。
その理由としては、
などがあります。
この20年でサラリーマンの平均賃金が下がり続けているのは、先進国ではほぼ日本だけです。この事実知っていましたか!?それなのに税金は増える一方、ついこないだ消費税が8→10%に増税したのは記憶に新しいですよね。またサラリーマンだとなかなか気づきませんが、社会保険料なんかも年々上がり続けています。
そして年金受給額の減少も避けられず、老後2000万円問題や長生きリスクなどなど、どう考えても今のまま働いているだけでは貧しくなる未来しか見えません。
これらの理由から、これからのサラリーマンは一つの会社からの給与だけに頼って生活してくのはかなり厳しいと考えられます。そこで会社以外の収入の柱を増やし、豊かな生活を送るための手段が 「副業」というわけです。
ぜひ、この記事を読んで副業にチャレンジしましょう!
サラリーマンにおすすめの副業10選
まず、最初に断言しておきますが、サラリーマンが副業をやるなら ネットビジネス一択です!
ネットビジネスとはインターネットを使ったビジネスの総称です。ネットビジネスは在宅でできるため、副業がバレるリスクも少なく、時間も場所にもとらわれない、パソコンさえあればできるビジネスです。しかも初期費用も少なくて済むのでローリスク、ハイリターンと最強のビジネスです。
それでは具体的にみていきましょう。
①不用品販売
不用品販売とは文字通り、いらなくなったものをヤフオクやメルカリなどで販売しお金を稼ぐことです。厳密に言えばビジネスではありませんが副業のとっかかりには最適です。
家にある買ったけど着ていない服や、読み終えた本、遊び終えたゲームや趣味のスポーツ用品などなど、意外と売れるものは家の中に転がっています。自分には不要でも誰かは必要としていることも多く、大概のものは売れます。
家にあるいらないもを全て売ると、驚くことに5万円~10万円くらいになることもあります。断捨離ついでにお金がもらえるなんて最高ですよね!しかも即金性が高いので売った数日後には入金されます。
また、不用品を販売することでヤフオクやメルカリなどの使え方を覚えられるのもメリットの一つです。売るものがなくなったら仕入れを覚えて次の転売ビジネスに繋げていくことも可能です。
なお、不用品販売で稼いだお金は浪費するのではなく、 次のビジネスの資金として活用するのがおすすめです。
詳しいやり方については下記の記事で説明してますのでぜひ参考にして下さい。
②せどり・転売
せどり・転売はヤフオク、メルカリ、Amazonなどのプラットフォーム毎の価格差を利用し、商品を安く仕入れて高く売るビジネスモデルです。
仕組みがシンプルで初心者でも始めやすく、何より即金性が高いのが魅力です。また比較的少ない資金で始められるのも人気の秘密です。基本的にネットで仕入れてネットで販売するので在宅で稼ぐことが可能です。
ビジネスの基本を学べるので初めての副業に最適だと思います。
③クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、インターネット上で「仕事を依頼したい人」と「仕事を受注したい人」を結びつけるサービスです。
「ランサーズ」、「クラウドワークス」、「ココナラ」などが有名どころです。仕事の内容も、ライティング、イラストデザイン、Web制作などさまざまな仕事があります。
自分の得意なことやスキルを活かして在宅で稼げるのでおススメです。
④タイムチケット
タイムチケットとは、自分の「時間」を売ったり買ったりできる、 「空き時間」のシェアリングエコノミーサービスです。
自分の「得意」「経験」などを数千円の価格で提供して稼ぐことができます。色んなサービスが売られていますが、人気なのは以下のようなものです。
・SNSなど宣材写真の撮影
・どんなことでも相談乗ります
・一緒にランチ行きます
・事業のスタートアップ相談乗ります
・1人で行きづらいイベント行きます
実際に会う以外にもスカイプやラインでサービスを提供することもできますので、隙間時間に自宅で稼ぐことができるのが魅力です。
⑤アフィリエイト
アフィリエイトとは自分のサイトやブログなどで商品やサービスを紹介、販売して広告主から報酬を得るビジネスです。
初期費用がほとんどかからず、ノーリスクで始められてハイリターンが期待できるのでやる価値は大いにあります。
ただし、収益化までには最低でも半年~一年ほど時間がかかることは覚悟しておいたほうがよいです。
一度仕組みを作ってしまえば後はメンテナス程度で継続して自動でお金が入ってくる資産となることも魅力です。
⑥自己アフィリエイト(セルフバック)
自己アフィリエイトとは上記のアフィリエイト広告に自分自身で申し込んで報酬を受け取る仕組みのことです。
無料でできて、すぐに報酬が発生するので気軽に取り組むことができます。
例としては、
・クレジットカードの新規発行で報酬が発生
・FX口座の開設で報酬が発生
・保険の見積もりで報酬が発生
・サービスの無料会員登録で報酬が発生
などなど、様々な案件があります。
やろうと思えば 自己アフィリエイトだけでも10万~30万円を稼ぐことも可能です。
ただし、報酬の振込にはおよそ2カ月ほどかかりますのでご注意ください。
なお、自己アフィリエイトの案件は基本的に一回のみしか申し込みができませんので継続的に収入を得ることはできません。
自己アフィリエイトで稼いだお金を次のビジネスの初期資金にするのがおすすめです。そうすることで実質タダでビジネスを始めることができます。ぜひ、チャレンジしてみてください。
なお、自己アフィリエイトの具体的なやり方については下記の記事で詳しく解説していますので参考にしてみて下さい。
⑦Googleアドセンス
ブログやサイトで稼ぐ方法にはアフィリエイトの他にGoogleアドセンスがあります。
仕組みとしてはブログなどにブログにGoogleアドセンスの広告を掲載して、それがクリックされることで報酬が入る仕組みになっています。クリック報酬はアフィリエイトに比べると単価が低いのですが、商品を売る必要がないので報酬発生のハードルはアフィリエイトに比べると低いのがメリットです。
クリック数で稼げる金額が決まるため、いかにアクセスを集められるかが重要なポイントになります。
⑧YouTuber
最近では小学生の将来なりたい職業にもランクインするYouTuberです。
ビジネスモデルとしてはアフィリエイトと同じです。動画を再生する際に広告が入りますよね?あれは「YouTubeアドセンス広告」と言ってクリックされることでYouTuberに報酬が入る仕組みになっています。クリック単価はそんなに高くないので大きく稼ぐなら多くのチャンネル登録者と動画の再生数が必要です。
また動画編集には結構時間がかかるので大変かもしれませんが、 トップYouTuberになると月収数千万円を稼ぐ方もいるなど夢のあるビジネスです。
企画力や動画の編集に自信があり、継続できる方はぜひチャレンジしてみましょう。
⑨独自コンテンツ販売、有料note
インターネットが普及した現代では「情報」が価値を持つようになりました。自分の好きなことや、経験したこと、知識などをPDFや音声、動画などにまとめて商品として販売する コンテンツ販売も人気のビジネスになります。
商品はデータなので、一度作ってしまえば無限にコピーを作ることができるので最初に作る手間はかかりますが、その後はコピーして売るだけなので大きく稼ぐことができます。
ただ、商品の作成、集客、販売までを自分で行う必要があるため、難易度としては高めになります。
⑩オンラインサロン
オンラインサロンとは簡単に言えば、「会員制の有料ファンクラブ」のようなものです。
ネット上で展開されるクローズドなコミュニティなので気兼ねなく情報交換ができます。有名なところでは、ホリエモンの「堀江貴文イノベーション大学校」や西野亮廣さんの「西野亮廣エンタメ研究所」などがあります。
主催者とファン(会員)がより近くで交流できる場で、自分の好きなことや得意な分野の情報を発信して稼げるビジネスです。月額課金制なので 継続して安定した収入を得ることが可能です。
専門的な知識やノウハウを持っている方であればぜひチャレンジしたいビジネスです。
副業をやる上での3つの注意点
これまでおススメの副業を紹介してきましたが、副業に取り組む上で注意しなければならない点もいくつかありますので併せてチェックしておいてくださいね。
やるべきでない副業
まず、やるべきでない副業ですが、ズバリ以下の副業です。
・普通のアルバイト
・ポイントサイト
・小資金の投資(ロボアド、FX、仮想通貨など)
サラリーマンが副業でビジネスをする場合、限られた時間で稼がなければならないため、「効率性」を絶対に重視しなければなりません。
時間効率の悪い副業は避けるようにしましょう。
・普通のアルバイト
本業が終わった後に居酒屋でバイト、とかはやめたほうがよいです。時間労働ですので、単純に疲れますし、働いた時間分の賃金しか貰えません。アルバイトでは大したスキルアップも望めないのでかなり微妙です。しかも勤務地までの移動でも時間をとられますので効率が悪すぎます。
さらには給与所得の場合、住民税の普通徴収ができないので住民税から会社バレする危険性が高いので注意してください。
・ポイントサイト
ポイントサイトでアンケートや無料会員登録でポイントが貯まりそれを現金に換えるというものですが、いくら頑張ったところで小銭しか稼げません。アルバイトをした方がはるかにマシです。
しかもポイントサイトでポイントを稼いでもあなた自身のスキルや経験には何の役にも立ちません。貴重な時間を無駄にしてしまうので絶対にやめましょう。
・小資金の投資(ロボアド、FX、仮想通貨など)
最近はロボアドバイザーによる投資などが流行っていますが、そもそも 投資で稼ぐには相当な量の資金が必要となります。
投資の年間利回りはよくても5%程度なので月に5万円の収入を得ようと思うと、年間利回り5%で考えても1200万円の資金が必要になります。しかも元本保証はされていないので資金が減る可能性も十二分にあります。
FXや仮想通貨は小資金でハイリターンを期待できますが、その分ハイリスクですので資金を全て失う可能性が高いです。そもそもFXなどはトレーダーの 約9割が負けているような世界ですので継続して利益を上げることは難しいと心得ましょう。
FXで利益を上げたいのなら独学ではなくしっかりとしたトレード戦略を学び、資金管理とトレードルールを徹底して守ることが重要です。
それができるのであれば資金を増やしていくことができますのでチャレンジする価値は十分にあります。
副業の確定申告
サラリーマンの副業の場合、副業の年間所得が「20万円」を超えると確定申告が必要になります。ここで注意していただきたいのは「所得が20万円」ということです。所得とは 「売上-経費」ですので、例えば売り上げが100万円であっても、経費に85万円かかっていれば所得は差し引き15万円になりますので確定申告は不要です。
所得税の確定申告の期間は、基本的毎年2月16日〜3月15日までです。確定申告をしなかったり、遅延すると重いペナルティが課せられますのでご注意ください。
最近ではfreeeなどのクラウド会計ソフトなどを活用することで簡単にできるようになっていますので、導入を検討することをおすすめいたします。
また、事業が軌道に乗ってある程度稼げるようになったら、顧問税理士を付けて記帳作業から丸投げするものアリです。税務に関するストレスと労力を排除し、その分副業に打ち込んで売り上げを上げられるならこちらの方がコスパがいいかもしれません。税理士報酬の平均相場は、事業規模にもよりますが、年商1000万円以下ですと、顧問費用が月額15000~20000円、申告代行費用が年一回80000円程です。
相談は無料でできるのことが多いので、一度相談してみるのもよいかもしれません。
副業の会社バレ対策
副業解禁の流れがきているとはいえ、まだまだ副業禁止の会社も多いかと思います。副業禁止の会社で副業がバレると最悪、懲戒解雇などの重い処分になる場合もありますのでしっかりと対策をしていきましょう。
具体的に副業がバレる主な原因は以下の3つです。
・家や会社の近くでアルバイトをしていて知人にバレる
・副業をやっていることを同僚に話してしまい、会社にバレる
・住民税の額が増えて会社にバレる
・家や会社の近くでアルバイトをしていて知人にバレる
これはもう当たり前といえばそれまでなのですが、やはり自分の生活圏内で対面の仕事をしていれば知人にバレる可能性はかなり高いです。
インターネットを使って在宅でできる副業がたくさんありますのでそちらをおすすめいたします。
・副業をやっていることを同僚に話してしまい、会社にバレる
副業が上手くいって稼げるようになるとついつい自慢したくなる気持ちは分かりますが、本業に専念していないと思われたり人の妬みや反感を買うことになりますので、どんなに親しい人でも言わないことをおすすめします。
また副業OKの会社であっても、言うことによるメリットが全くないのでやはり言うべきではないと思います。
・住民税の額が増えて会社にバレる
サラリーマンの場合、多くは毎月の給料から住民税が天引きされています。住民税は前年度の所得によって決まります。
このため副業で所得が増えると住民税も増えることになり、会社の経理に「副業をしているのでは?」と疑われる可能性があります。それを回避するために確定申告の際には住民税の納付を給料天引きの「特別徴収」ではなく、自分で納付する「普通徴収」にすることをおすすめします。
「普通徴収」にすることで、副業分の収入は自分で納税することになりますので会社にバレることを防ぐことができます。
まとめ
先行き不透明なこれからの時代、サラリーマンであっても 自分で稼げる力を身に付け、会社からの給料以外の収入の柱を増やしていくことが重要になります。
無料でリスクゼロで始められる副業もありますので、まずは自分の興味があることから小さく始めてみましょう。また、副業をすることにより本業だけでは得られないようなスキルや、人とのつながりをもたらしてくれることも大きな魅力です。
自分で稼ぐ力を付けると見える世界が変わってきますよ!
この記事が、これから副業を始める方の役に立てばうれしいです。
①上がらない給料
②年々増える税金や社会保険料
③年金受給額の減少
④長生きリスク