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キヤノンのEFレンズの違いと見分け方、注意点

こんにちは、TAKAです。

今日はキヤノンのデジタル一眼レフ用のレンズであるEFレンズの違いと見分け方について解説をしていきます。

カメラ転売を始めたばかりの初心者の方にとっては、レンズ種類とか分からないことだらけだと思います。

でも安心してください。僕もそうでした(笑)

焦らず一つづつ覚えていけばいいだけですので一緒に学んでいきましょう!

EFレンズの種類

キヤノンのレンズを見てもらうと、EF 50mm F1.8 STM」のように、レンズ名の最初に「EF」と表記されています。

この「EF」はキヤノンのデジタル一眼レフ「EOS」シリーズで使えるレンズということを示しています。

EF、EF-S、EF-Mの違い

EOSシリーズに使える「EF」表記のレンズには次の3つがあります。

・EF キヤノンのフルサイズ機用レンズ(APS-C機でも使える)

・EF-S キヤノンのAPS-C機専用レンズ

・EF-M キヤノンのミラーレス一眼専用レンズ

例えばこのEF 50mm F1.8 STM」というレンズは、「EF」という表記が入ってますので、フルサイズ機用のレンズ(APS-C機でも使える)となります。

またこちらのEF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STM」というレンズでしたら、「EF-S」と表記があるので、APS-C機専用レンズということになります。

そしてこちらのEF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM」というレンズは「EF-M」と表記がありますので、ミラーレス機専用のレンズということになります。

ミラーレス機にEFレンズを付けるには

通常、キヤノンのミラーレス一眼には「EF-M」レンズしか付けられません。

しかし、別途「レンズマウントアダプター EF-EOSM」を使うことで「EFレンズ」「EF-Sレンズ」を使うことができます。

使い方は簡単で、カメラ本体とEF-Mレンズをこのアダプターを介して接続してあげればOKです。

フルサイズとAPS-Cの違い

これまでの説明でレンズの違いは分かったけど、さっきから出てくるフルサイズとかAPS-Cってなんやねん!

ってたぶん思ってますよね(笑)

安心してください。ここからちゃんと説明します。

フルサイズとかAPS-Cサイズというのはイメージセンサーのサイズの規格になります。

フルサイズAPS-Cサイズ以外にもいくつか種類がありますがここでは割愛します。

イメージセンサーのサイズの違いにより、画角、画質、使用できるレンズなどの違いが出てきます。

フルサイズ

一部の特殊なカメラを除いて一般的な一眼カメラのセンサーとしては最大となるのが「フルサイズセンサー」です。

デジタルカメラが誕生する前のフィルムカメラにて、35mmフィルムを使用するカメラで用いられることの多かった24mm×36mmのサイズに近いことから35mmフルサイズセンサーの名称が付けられています。

製造コストが高いものの、生成される写真の質は他のセンサーと比較しても非常に高いため、中上位モデル以上の高級機に搭載されることの多い傾向にあります。

キヤノンの現行機種の場合フルサイズセンサー搭載の機種は以下の様になります。

・EOS-1D X Mark III
・EOS R
・EOS 5D Mark IV
・EOS RP
・EOS 6D Mark II

など

APS-Cサイズ

デジタル一眼カメラの誕生時にデジタルカメラ向けのセンサーとして新開発されたのが「APS-Cセンサー」です。

フルサイズよりも小型化を実現しながら、画質に関しては極力落とすことなく、カメラボディの小型化や製造コスト削減に貢献しました。

初心者向けのデジタル一眼レフカメラなどに搭載されることが多く、一眼カメラの中でも最も多くのモデルに搭載されているイメージセンサーです。

キヤノンの現行機種の場合APS-Cセンサー搭載の機種は以下の様になります。

・EOS 90D
・EOS M6 Mark II
・EOS Kiss M2
・EOS M200
・EOS Kiss X10
・EOS Kiss X90

など

カメラ転売における注意点

カメラ転売における注意点としては、

APS-C専用レンズはフルサイズセンサー搭載機には使用することができない

ということです。

例えばキヤノンのAPS-C専用レンズであるEF-Sレンズをフルサイズセンサー搭載のEOS 5D Mark IVなどの機種で使用しようとすると、マウント規格は同じなので取り付けることはできますが、ファインダーを覗いた際、四隅にケラレと呼ばれる黒く描写されない部分が発生します。

これはAPS-C専用レンズのイメージサークルがフルサイズのセンサーで写る範囲より小さいために起こります。

※イメージサイクルについてはこちらを参照

なのでフルサイズ機をセット販売する際にはEF-Sレンズを付けないよう注意が必用というわけです。

一方でフルサイズ用のレンズはフルサイズ機でもAPS-C機でも使用することが可能です。

EFレンズの見分け方

EFレンズとEF-Sレンズの見分け方としては、まずレンズの型番に「EF」、「EF-S」どちらの表記があるのかを確認しましょう。

それ以外の確認方法としては、レンズとボディを付ける際の目印が異なりますのでそれを見ることでも確認することができます。

・EFレンズ → 赤い丸

・APS-Cレンズ → 白い□

・EF-Mレンズ → 白い○

まとめ

今回はキヤノンのEFレンズの違いと見分け方について解説をしました。

カメラ転売における注意点としては、

フルサイズ機にEF-Sレンズは使えない!

この一点だけですので必ず覚えておいてください。

なので、キヤノンのどのシリーズがフルサイズ機なのかも併せて確認しておくと良いでしょう。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

 

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